ワクチン有効性95%の意味
ワクチン有効性95%の意味
コロナ騒動の当初、テレビでは、新型コロナ感染症の脅威があおられ、ワクチンこそが切り札と、盛んに喧伝されていました。
当時、ワクチンの有効性は95%あり、ワクチンの2回接種で、集団免疫が作られ、コロナは終息すると言われていました。
それを信じた多くの人々が、接種会場に並ぶことになったのです。
95%と聞くと、効果は絶大、と思うのも無理はありません。
でも、これは…
接種することで、感染を95%抑えることができるという意味ではありません。
また、100人が接種したとして、95人に効果があるという意味でもありません。
95%というのは、ファイザーでの臨床試験に基づいたものです。
臨床試験では、本剤(ワクチン)を使用するグループと、偽薬を使用するグループとに分けて、その差で有効率を算出します。
<偽薬(生理食塩水)を接種>
生理食塩水を、21,728人に接種、そのうち162人が感染しました。
162 ÷ 21,728 × 100 = 0.7456 (約0.75%)
<本剤(ワクチン)を接種>
ワクチンを、21,720人に接種、そのうち8人が感染しました。
8 ÷ 21,720 × 100 = 0.0368 (約0.04%)
では、有効性95%とは、どのように算出しているのかというと
1 - (8 ÷ 162) = 約0.95 0.95 × 100 = 95%
これは、感染した人が、もし接種していれば、95%は防げたかもという意味になります。
これを、10,000人あたりで換算すると、右のような図になります。
非接種者の感染者数 10,000人 × 0.75% ÷ 100 = 75人
接種者の感染者数 10,000人 × 0.04% ÷ 100 = 4人
このように算出したものを「相対リスク比」と言います。
でも、この値は、事実を反映したものではありません。
ほとんどの人は、ワクチンを射たなくても感染しないという事実があります。
その事実を除外することで、95%という高い値(有効性)をたたき出しているのです。
これに対して、「絶対リスク減少率」というのがあります。
こちらのほうが、より事実に合致しているといえます。
ワクチンを接種した場合に、感染を防げる確率は、 100% - 0.04% = 99.96%
ワクチンを接種しない場合に、感染を防げる確率は、 100% - 0.75% = 99.25%
ワクチンを接種した場合と、接種しない場合の差は、 99.96% - 99.25% = 0.71%
つまり、ワクチンを接種したところで、リスクは0.71%しか低下しないということになります。
この0.71%を、計算方法によっては、95%まで、かさ上げできるのです。
多くの人が、この0.71%と引き換えに、大きな接種リスクを抱え込むことになったのです。
これは数字のトリックですので、騙されないようにしましょう。
起こっている事実に目を向ける
ややこしい数字の話になりましたが、実は、こうした話は、さほど重要なことではありません。
それより、臨床試験は正しく行われているの? 根拠になっている数値は正しいの?
というような根本的な問題があります。
製薬・医療界には、科学をよそおった最もらしいエビデンス(科学的根拠)がまかり通っています。
不正をチェックする仕組みが無いのですから、論文の捏造なども、やりたい放題です。
逆に、真実のエビデンス(不都合な真実)には圧力がかかり、表に出てくることはありません。
テレビや新聞では、そんな偽装エビデンスが真実として、報道されることになります。
そして、異なる(真実の)主張には、陰謀論というレッテルが貼られ、覆い隠されてしまうのです。
現実の世界は正直です。
ワクチン接種が始まり、途端に、コロナの感染者が増えました。
そして、政府も、しぶしぶ、「ワクチンには感染予防効果は無い」ということを認めました。
それから、「感染は予防できないが、重症化は防げる」という詭弁が始まりました。
そして、帯状疱疹やインフルエンザ、肺炎、手足口病など、あらゆる感染症が増加しました。
ワクチンが始まってから、超過死亡数も激増中です。
これらは、誰もが感じる可笑しな出来事であり、事実なのです。
自らで見た、感じた、体験した、確かめた事実こそ、確度(正確さの度合い)の高い情報です。
マスメディアの不確定な情報は排除し、確定的事実のみで判断するようにしましょう。